指定難病97:潰瘍性大腸炎と私の症状
今年に入って『潰瘍性大腸炎』になっていると発覚しました。
安倍晋三首相が辞任の理由として上げた一つとなり
多く知られる病気となっていますが、日本には22万人以上の方が発症しているそうです。
その一人が私となりました。
では、どういう病気なのか?
調べてみました。
病名:潰瘍性大腸炎
指定難病:97
症状:血便、粘膜便、下痢あるいは血性下痢を呈するが、
病変範囲や重症度によってかなり左右される症状です。
腹痛や発熱、食欲不振、体重減少、貧血などが加わることも多く、
関節炎,虹彩炎(こうさいえん)、膵炎などの腸管外合併症を
伴うこともある
原因:いまだ病因は不明
遺伝子因子と環境因子が複雑に絡み合って、
何らかの高原が消化管の免疫担当細胞を介して
腸管局所での過剰な免疫応答を引き起こして、
発症と炎症の持続に関与していると考えられている
概要:粘膜を侵し、びらんや潰瘍を形成する原因不明の
大腸のびまん性非特異性炎症である。
30歳以下の成人に多いとのことですが、
小児や50歳以上の年齢層にもみられるとのことです。
治療法:症状の重症度により変わりますが
入院して手術を行う.
難病と指定されるのは・・・
〇患者数が年々増加
〇発症の原因がはっきりしない
〇効果的な治療法がない
〇長期的な療養が必要
【私のこと】
私は、元々便秘症で
便秘と下痢の繰り返しでした
幼少期の頃からの症状でしたので
そんなものだと思っていました。
自分の体質はこんなもんなんだと・・・
便秘の改善に努めてはいましたが、一時的な効果で
根本的な体質改善にはなっていませんでした。
ここ3年くらいで、便秘と下痢がはっきりしはじめて
(便秘が1か月続き、出たと思えば途中から
下痢になって腸が空になるまで続く・・・というものでした)
今思えば、その頃から粘膜便の症状が出ていたのですが、
粘膜便というものがどういうものか知らず、
今回の病気を知って、調べてみて分かった症状でした。
それまでは、
下痢って、こんなもんなんだと思っていました。
検便検査は10年くらい前に1度だけしたことがありましたが
その時は、異常なし
1年前に転職をして
今の職場で検便が必須項目となったので、半年前の健康診断で
血便が「+」となり、再検査となりました。
正直、その時は検便の前に便秘で
久々に便が出たので、『切れた』としか思っていませんでした(笑)
ですが、先生が2つの検便で両方とも「+」というのは良くない。
きちんと大腸検査をした方が良いと言われ
その時は、『大腸がん』なのかな?と思っていました。
※親族に定期的に大腸の腫瘍をとっている親族がいるからです
そして、2022年に入り再検査に行き、
今回の病気が発覚しました
もし、転職して検便がなかったら
私は、そんな体質だと自分の中で収束させて
何も知らないまま悪化していったかもしれません
会社の健康診断に本当に感謝です
※定期的に検査をしてもらうのは本当に大切だと実感しました